概要

製品の品質安定、向上のため、また、ロスを出さないための工夫が随所に網羅されています。
処理能力、生地重量、製品形状等、お客様のご要望に合せてラインレイアウトを提案させていただきます。

強み、特徴

オシキリが提案するバターロール生産システム

高品質で均一な製品生産が可能

異物混入による食の安全にも配慮

分割機の主要部が分解でき、水洗いが可能

生産能力14,000個/h(最大)

バターロール構成【分割工程】

分割機 < Model DGX >

  • 主ラム、ナイフ、分割ヘッドが独立して駆動します。
  • 生地加圧力、吸い込み量が可変で、製品別に登録可能。
  • 生地と機械速度に応じた分割モードに変更可能です。
  • 生地室前面ハリ板、底面ハリ板が交換可能です。
  • 分割ヘッドの上下動摺動面は非接触運転。
  • 生地室はユニットとしてまるごと交換可能です。
  • オイル分配装置により、給油箇所ごとに油量を調節することが可能です。
  • オイル点滴量は製品別に登録可能。
  • モータをフレーム外側に配置。駆動と生地室を完全分離し、駆動部への生地流入がありません。
  • 主ラム、トップナイフは掃除補助装置により簡易に清掃可能です。
  • クイックリリース機構の採用により、コンベヤベルトはワンタッチで着脱できます。
  • 清掃専用ポジショニングにより、フリッカ板の裏も掃除可能です。
  • エクステリアにシースルカバーを採用。メンテナンス、清掃時の視認が容易です。
  • 従来機に比べ、給油箇所を大幅に削減しました。(当社比50%)
  • 給油推奨時期は自動的に操作盤にメッセージ表示されます。
  • トルクリミッタの採用により、煩わしいシャーピン交換作業をなくしました。

バターロール構成【丸め工程】

丸目機 < Model RGH >

  • 生地傷みが少ないため比容積が大きく、生地のボリュームが大きくなります。
  • 間欠運動するラウンダベルトが停止した時に丸めカップが偏芯円運動にて生地を丸めるため生地モレがまったくありません。
  • 傘型やバー式丸め機のように金属との摩擦が無いため発熱も無く、冷却設備はまったく不要です。
  • 分割機との電気的同調運転により、ダブリ生地やプルーファの空きバスケットがなくなりました。次工程(プルーファ)への100%投入が可能です。
  • ジャイレーションカップは生地に合わせて5種類から自由に選べワンタッチで交換できます。
  • 丸めの締め加減は回転数とカップの高さの変更で自由に調整することができます。

バターロール構成【第一ネカシ工程】

プルーファ < Model PB8 >

  • 主務駆動にタイミングベルトを採用。チェーンによる異物が発生しません。
  • 静粛性に優れ、従来のチェーン式に比べて消費電力が抑えられます。
  • スプロケット用の貫通軸を廃止し、製品上への異物落下のリスクを軽減させます。
  • 個々のバスケットは任意の位置で簡易に取り外し可能。
  • メンテナンス性、清掃性が向上しました。

バターロール構成【整形工程】

モルダ < Model M2 / M3 / M4 >

  • 整列ゲートは2,3,4列の他、2/4列,3/4列も対応可能 です。(オプション)
  • 手粉を下ローラと整形ベルトに供給可能。脱着が可能なため、清掃し易く衛生的です。
  • センタリングガイド(オプション)シーター排出時の左右のズレを補正し生地形状を安定させます。
  • 駆動式転圧板(オプション)ロール形状を安定させるとともに処理能力をアップさせます。

バターロール構成【第二ネカシ工程】

プルーファ < Model PVB >

  • ロール形状の生地を3分前後寝かせ、最終整形のクレセントモルダに供給します。
  • ベルトドライブ方式の採用により、給油不要で運転音の静かな稼働が可能となりました。
  • 製品ゾーン上の貫通軸を排除したシャフトレス構造により、異物混入リスクを軽減します。
  • トレーがワンタッチで着脱

バターロール構成【パンニング工程】

パンニング装置 < Model PNB >

  • 回転ストッパで生地を待たせ、クレセントモルダで乱れた生地位置を平均化します。
  • ダブリ生地除去装置により、チョコ停することなくトラブルに対応できます。
  • 独自のトレー機構により天板までの落差を最小にし、生地の着地を安定させます。
  • 移動速度を減少させ、生地パンニング時の生地振れを抑えました。
  • ライン同期運転中、前工程が停止しても残りの生地を自動処理します。

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