概要

ミキシングにおける客観的なデータ構築をサポート

ミキサ本体、デベロップシステムの豊富なオプション

製パン・製粉の研究者に今までに無い大きな力をお貸し致します。

強み・特徴

研究用横型ミキサ(HM50) 本体特徴

自動生地温度コントロールシステムを標準装備

  • 生地ミキシング状態を観察しながらデベロップモニタで生地の客観的なデータを記録・管理可能

アジデータは大型機と同一形状

  • 生地温度制御は大型機と同じ方式(温度調節機)を採用、無段階変速機によりアジテータ回転数を設定可能。

外観図

1:HM50本体 2:制御盤 3:冷却ユニット 4:パソコン 5:電装BOX

デベロップモニタシステム特徴

リアルタイムでミキシング状態を比較検討可能

  • グラフ、生地温度、モータ電力を表示・記録可能
  • ミキシング中に過去のミキシングデータとの重描きが可能
  • 生地温度および生地デベロップデータの客観的管理保存
  • データはCSV形式で保存(表計算ソフトにてさらに解析可能)
  • ミキシング中に停止を行った場合、停止記録をグラフ中に記入

ミキシングの最適化検討が可能

  • 材料の季節変動によるミキシングの調節
  • ミキサオペレータの新人への作業移行も短期間
  • 材料投入忘れの防止

オプションとして、より高度な・生地の解析を可能とするセンサ群の機能追加が可能

  • 利用可能PCの仕様につきましては,弊社までご相談ください。

デベロップグラフ

例(食パン配合で給水のみ70%,67%,64%と変化)

通常給水が多くなると、グラフのレンジは下がります

  • それぞれのグラフで生地のまとまりの速さの違い、 油脂投入後の混ざり具合の差異も確認できる事にも注目できます。
  • ミキシング時間 : L3 – H3 – Shortening L3 – H11 (min.)

塩無添加の場合(コントロールは2%の塩添加)

  • ミキシング時間
    • コントロール L3 – H3 – Shortening L3 – H11 (min.)
    • 塩無添加 L3 – H3 – Shortening L3 – H5 (min.)
  • 塩無添加生地は、初期の生地のまとまりが速く、締まった生地になるが、 その後急速に生地がダレる。

仕様

HM-50本体 仕様

HM-50本体
Model HM-50
標準ミキシング量 23kg(生地重量)
主モータ 5.5kW(インバータ)
アジテータ形式 YY-2型
アジテータ回転数 50-150rpm(3速)
電源 AC200V, 3相 6kW
チラーユニット
温度調節範囲 0-50℃
電気容量 冷却器:0.6kW, ヒータ:2.25kW
電源 AC200V, 3相 3.5kW
表示・センサ
標準表示内容
  • 生地温度
  • デベロップグラフ
  • 電力
オプションセンサ群
  • 捏ね上げ生地温度
  • 冷却水IN温度
  • 冷却水OUT温度
  • 冷却水フロー(弁開度)
  • アジテータ回転数
  • ミキサボール材質温度

★仕様は予告なく変更することがあります。詳しくは当社までご相談下さい。

 

防塵カバー標準装備 仕様

防塵カバー標準装備
重量
  • 80kg
寸法
  • 幅600×奥行き500×高さ1500 mm
標準表示
  • 生地温度
  • デベロップグラフ
  • ミキサモータ電力グラフ

(★オプションとして他のセンサ出力も取り込み可能です。弊社までご相談ください)

使用PC
  • ノートPC(シリアルポート要)(詳細仕様につきましてはご相談ください)
使用OS
  • WINDOWS 10(詳細仕様につきましてはご相談ください)
    *WINDOWSはマイクロソフト社の登録商標です。

標準では弊社のミキサ出荷時に取り付け可能です。
それ以外の場合で取り付けご希望のときは弊社までお尋ねください。

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